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ミニ情報通信

九州・沖縄ブロック会議が開催されました。

 去る6月28日(水)午後2時から、福岡市内の八仙閣本店において標記会議が開催されました。

 当日は、まず最初に、森田ブロック長(長崎基準寝具(有)代表取締役)からあいさつがあり、厚生労働省の委託により、福岡市内に障害者雇用相談コーナーが設置されたが、このことについて会員の皆様に報告するとともに、九州・沖縄ブロックとしてこれを応援するため、今年のブロック会議は例年より時期を早めて開催したという話がありました。
 また、この後、栗原会長からあいさつがあり、1)相談コーナーについては、福岡を含めて全国7か所(7ブロック)に設置されることになった、2)相談コーナーには相談件数等の数値目標が設定されているが、これをきちんと達成し、事業を成功させることにより、今後の全重協発展の起爆剤となるようにしていきたい、3)新たな法定雇用率の設定に当たっては、全重協として会員の実情や意見を厚生労働省に伝えてきたが、今後もこうした取組を積極的に進めていきたいという話がありました。

 森田ブロック長と栗原会長のあいさつの後は、九州・沖縄ブロックの事務局である(有)化成フロンティアサービスの高橋氏から、同ブロックにおける昨年度の活動状況等について報告があったほか、森田ブロック長から1)今年度は、九州・沖縄ブロックとして、会員以外も対象とした講演会を独自に開催し、全重協のPRをしていきたい、2)A型事業所や助成金等をテーマとした勉強会なども実施していきたい、3)去る6月6日に東京で開催された全重協の総会で、九州・沖縄ブロック選出の理事として、安河内綜合食品(株)常務取締役の安河内克枝氏が新たに選任されたといった話がありました。
 また、全重協の総会については、名城理事((有)ニューラッキーランドリー代表取締役社長)から、全重協会員の共通の関心事項でもある雇用されている障害者の加齢の問題等をテーマとした分科会が行われたことについて報告があったほか、安河内理事から、総会の翌日に開催された(独)高齢・障害・求職者雇用支援機の重度障害者雇用地方相談協力員の研修についても報告がありました。
 さらに、これらの報告の後は、本部説明ということで、1)厚生労働省から新たに受託した事業については、相談コーナーの設置だけでではなく、全国7ブロックにおけるセミナーの実施や障害者活躍企業(仮称)の認証、さらには好事例集の作成といった事業も含まれていること、2)これらの事業を成功させるためには、できるだけ多くの事業主に利用していただく必要があり、会員の皆様も積極的な周知に向けて協力をお願いしたいという話がありました。

 今回のブロック会議では、以上のような報告や説明がありましたが、当日は、この後、全重協中国・四国ブロックの会員である潟Jン喜会長の上坂道麿様から、「潟Jン喜の障害者雇用の取り組み」と題して講演がありました。
 上坂様からは、1)障害者の雇用は人手不足解消のために始めた、2)現在は、冷凍食品製造や農業事業部門支援、牡蠣殻粉砕・洗浄を行っている潟Jン喜と就労継続支援A型事業所を経営しているNPO法人よろこびを合わせて全部で90人の障害者を雇用している、3)事業の基本は設けること。これによって、障害者の雇用を更に増やしていきたい、4)頑張った障害者をリーダーにしている、5)障害者という言葉はなくすべきというお話がありましたが、上坂様のお話は、障害者雇用に携わってこられた永年の経験に裏打ちされた大変説得力のあるものでした。

 今回の九州・沖縄ブロック会議の内容は非常に盛りだくさんで、上坂様の講演の後は、さらに上記の福岡相談コーナーの西村相談員(前九州・沖縄ブロック長)からパワーポイントを用いた同相談コーナーの紹介もありました。
 西村相談員からは、相談コーナーの活動を通じて多くの企業関係者に障害者が働いている姿を見ていただく機会をつくり、九州・沖縄ブロックにおける障害者の雇用を更に増やしていきたいという決意表明がありました。

 九州・沖縄ブロック会議については以上ですが、さらにブロック会議の翌日には、同会議の参加者が相談コーナーを視察するとともに、全重協の会員事業所である一般社団法人友愛の事業所見学も行いました。
 ここは、クリーニング業を営む就労継続支援A型事業所で、24時間営業、手仕上げを事業の強みとしており、博多に公演でやって来る芸能関係者からも多くの注文を受けているとのことでした。
 当日は、代表理事の小川行治様からお話を伺いましたが、1)障害者はきちんと指導すれば必ず戦力になる、2)クリーニング師等の資格を取った障害者もたくさんいるが、資格を取ると更にやる気が出てくる、3)社長も含めて全員が障害者の会社を作りたいというお話があり、実際に障害者の方々も皆さん目を輝かせて本当に生き生きと働いておられました。
 また、小川様は、前日の上坂様と同じように、「障害者という言葉はよくない。」と言っておられたのも印象的でした。

 今回の九州・沖縄ブロック会議の報告は以上ですが、今回の会議には、全重協近畿ブロックの奥脇ブロック長も参加され、昨年来の全重協の魅力のあり方の議論の中でも取り上げられたブロック間の交流を実現した大変有意義な会議でした。